アピール参加者 10名(女5名、男5名)
座り込み参加者 3名
北電の脱原発(志賀原発停止状態) 365+α日
春の気配がすぐそこまで来ているのですが、21日は外に立つと寒い日でした。
久しぶりの「脱原発コミュニティカフェ」の報告ですが・・・・
水曜ランチタイムアピールは「孫たちに原発のない未来を渡したい高齢者の会」の皆さんが中心となって、
1月〜3月の今日まで、雪が降る間中もずっと継続されて来ました。
火鉢を囲んで実施されたアピールに参加されたみなさん、維持に協力されたみなさんに感謝します。
ということで、今回から本格的に志賀原発再稼動阻止のために、
「脱原発コミュニティカフェ」が春の装いも新たに、毎週水曜日にオープンしま〜す。
フェアトレードでおいしいコーヒーとお菓子を提供しています。
お気軽にお立ち寄りください。
21日は2名の方が立ち寄って、署名に参加されました。ありがとう!
●以下は追加報告です。
21日(水)の午前中は富山市議会の厚生委員会を傍聴に6名が参加しました。
社民党の村石議員の質問は、「一般廃棄物には放射能で汚染されたものを除くという規定があった」ことの確認から始まり、
陸前高田市が地元でがれきを処理しようとしたが、許可が出なかったことの例を挙げて、広域拡散処理の他の方法があることの示唆、
およびガレキ焼却後に残った8000ベクレル/kgの灰がクリアランスレベルに達するまで180年以上かかることの話などを紹介し、それをもとにして環境課からの応答を求めました。
彼の理路整然とした質問に対して、環境部廃棄物対策課の小林参事が答えました。
小林参事の答えには、国からの指示を疑問なくこなす公務員の忠誠心が聞き取れました。
また、「職員が毎日のようにインターネットで調べている」との返答があり、どのような調べ方をしているのか、関心が湧いてきました。
村石議員の質問の後、自民党の砂子坂議員と高見議員による発言があり、これは耳を疑うような発言でした。
砂子坂議員:「リーダーによって(がれき処理を)強力に推し進めるべきだ」「チェルノ(ブイリ)の人たちは喉が弱いので、甲状腺に障害が残った。あの人たちは海草を食べないからだ」「反対している人たちは、元学生運動をしていたような人たちだ」
高見議員:「イタイタイ病という過去の経験を活かして、この問題に取り組むべきだ。イタイタイ病も他の助けを得て、(農地が)蘇ったから、私たちも助け会いの心をもってがれき処理をするべきだ」
このお二人の意見は、勉強不足とこじつけ、根拠のない悪意を持った反論であり、「イタイタイ病」を持ち出した高見議員にいたっては、汚染した土地の改良土木工事でお金を得た人であるとのことで、彼にとっての「イタイタイ病」の教訓は「困難時に乗じて儲けを得よう」ということなのかと思います。
共産党の中山議員も意見を発表し、国の説明責任について言及されました。それに対して小林参事は、住民の同意がなければこの計画は進まないことを言い、国の専門家を得ての説明会を行う必要性を言及しました。
今後、国から御用学者が富山に来て、説明会を実施して、その実施をもって住民の同意を得たとの解釈がされては非常に困るので、説明会に対する私たちの要求を出すなどして、戦略として説明会への対応策を考える必要があると思いました。