2012年03月22日

ランチタイムカフェ&

2012年3月21日(水)
アピール参加者 10名(女5名、男5名)
座り込み参加者 3名

北電の脱原発(志賀原発停止状態) 365+α日

春の気配がすぐそこまで来ているのですが、21日は外に立つと寒い日でした。

久しぶりの「脱原発コミュニティカフェ」の報告ですが・・・・

水曜ランチタイムアピールは「孫たちに原発のない未来を渡したい高齢者の会」の皆さんが中心となって、
1月〜3月の今日まで、雪が降る間中もずっと継続されて来ました。

火鉢を囲んで実施されたアピールに参加されたみなさん、維持に協力されたみなさんに感謝します。

ということで、今回から本格的に志賀原発再稼動阻止のために、
「脱原発コミュニティカフェ」が春の装いも新たに、毎週水曜日にオープンしま〜す。

フェアトレードでおいしいコーヒーとお菓子を提供しています。
お気軽にお立ち寄りください。

21日は2名の方が立ち寄って、署名に参加されました。ありがとう!


●以下は追加報告です。

21日(水)の午前中は富山市議会の厚生委員会を傍聴に6名が参加しました。

社民党の村石議員の質問は、「一般廃棄物には放射能で汚染されたものを除くという規定があった」ことの確認から始まり、
陸前高田市が地元でがれきを処理しようとしたが、許可が出なかったことの例を挙げて、広域拡散処理の他の方法があることの示唆、
およびガレキ焼却後に残った8000ベクレル/kgの灰がクリアランスレベルに達するまで180年以上かかることの話などを紹介し、それをもとにして環境課からの応答を求めました。

彼の理路整然とした質問に対して、環境部廃棄物対策課の小林参事が答えました。

小林参事の答えには、国からの指示を疑問なくこなす公務員の忠誠心が聞き取れました。
また、「職員が毎日のようにインターネットで調べている」との返答があり、どのような調べ方をしているのか、関心が湧いてきました。

村石議員の質問の後、自民党の砂子坂議員と高見議員による発言があり、これは耳を疑うような発言でした。

砂子坂議員:「リーダーによって(がれき処理を)強力に推し進めるべきだ」「チェルノ(ブイリ)の人たちは喉が弱いので、甲状腺に障害が残った。あの人たちは海草を食べないからだ」「反対している人たちは、元学生運動をしていたような人たちだ」

高見議員:「イタイタイ病という過去の経験を活かして、この問題に取り組むべきだ。イタイタイ病も他の助けを得て、(農地が)蘇ったから、私たちも助け会いの心をもってがれき処理をするべきだ」

このお二人の意見は、勉強不足とこじつけ、根拠のない悪意を持った反論であり、「イタイタイ病」を持ち出した高見議員にいたっては、汚染した土地の改良土木工事でお金を得た人であるとのことで、彼にとっての「イタイタイ病」の教訓は「困難時に乗じて儲けを得よう」ということなのかと思います。

共産党の中山議員も意見を発表し、国の説明責任について言及されました。それに対して小林参事は、住民の同意がなければこの計画は進まないことを言い、国の専門家を得ての説明会を行う必要性を言及しました。

今後、国から御用学者が富山に来て、説明会を実施して、その実施をもって住民の同意を得たとの解釈がされては非常に困るので、説明会に対する私たちの要求を出すなどして、戦略として説明会への対応策を考える必要があると思いました。


posted by ピースウォーク at 17:30 | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

富山市長へ申し入れ

■2月2日(木) 13時から14時
申し入れアクション参加者 23名(女13名、男5名、子ども5名)

昨年12月、NHKの原発関連アンケートに対して、富山市長は「志賀原発再稼動を望む」姿勢を明らかにしました。

加えて1月に富山市が「環境未来都市」に認定されたことを受けて、私たちは富山市長に対する要望書を作成し、県内の9団体から賛同を得て、提出の日をむかえました。

市長の代理として、深山さん(建設部次長)、大橋さん(環境部次長)、上田さん(企画管理部次長)が対応。

参加者がそれぞれ発言をしましたが、特に若いお母さんたちの発言が生きていました。

あの場に市長がいなくて本当に残念です。

市長には小さい子どもをもった母親の声を真摯に聞いてほしいと思います。

それに市長は原発や放射能汚染がれきのことを本当に良く勉強して欲しいですね。


富山市長   森  雅志 様
      2012年2月2日

原子力政策の見直しを求める富山行動実行委員会
      世話人 藤井 たき子

〔賛同団体〕
I女性会議富山県本部
富山県平和運動センター
NAZEN北陸
日本消費者連盟・富山グループ
能登原発防災研究会
平和をつくる富山県連絡会
放射能から子どもを守ろうin富山
孫たちに原発のない未来を渡したい高齢者の会
まわれ水車の会             (50音順)


            要 望 書
「環境未来都市」に放射能汚染はいりません。
富山市長は脱原発の舵取りを率先して行ってください。

この度は「環境未来都市」への認定、おめでとうございます。この認定は今までの実践の成果でもあり、今後の富山市の方向性を明確に示しているものと思います。さらに「環境未来都市」という名称を富山市が掲げることは、富山市長が市民一人ひとりの生命を守り、将来への明るい展望を見据えていることを表明していると考えます。
森市長はリーダーシップを持って、レンタル自転車やLRT(次世代型路面電車)の導入、脱化石燃料としての自然再生エネルギーへのシフトを打ち出し、「環境未来都市」にふさわしい実践をしておられます。その一方で北陸電力の志賀原発については、「1日も早く動かしてもらいたい」という発言もあり、私たち市民は驚愕し違和感を覚えました。
昨年の福島第一原発事故は福島県だけの問題ではなく、他人事として解決することではありません。一旦、志賀原発や柏崎原発、福井の原発で大事故があって、富山県内に放射能汚染が広がれば、「環境未来都市」も砂上の楼閣となるでしょう。
地震の活動期にあり、今後も大地震の発生が予測される日本において、「原発事故はめったに起こらん」という甘い認識では、市民の同意が得られません。加えて、市民の生命と健康と、その基礎の環境を守る責任ある立場の市長としては、慎重に考えていただき、結論を明示していただきたいと切望します。
福島第一原発事故後、多くの知識人が脱原発の方向性を示しておられます。かつて地球温暖化阻止のために原発が必要と話されていた三菱総合研究所の小宮山宏さん(元東大総長)も脱原発への転換を発言されておられます。戦後、炭・薪から石炭へ、石炭から石油・天然ガスへと劇的なエネルギーの転換が行われたように、今こそ原発から再生可能エネルギーへとエネルギー政策を転換するべき時なのではないでしょうか。市民にもっとも近いところにいる市長だからこそ、脱原発の方向性を示していただきたいと思います。
昨年の11月3日、「原発やめる?続ける?全国投票」の一環として総曲輪通りで実施したシール投票において、1時間半で306名の方が投票に応じられ、その結果、「やめる」が191票(62%)、「続ける」が40票(13%)、「わからない」が78票(25%)でした。
もし森市長が「原発は安全だ」とお考えなら、その根拠はどこにあるのでしょうか?上記の「やめる」に投票した62%の方々が納得するような安全の根拠を明言して公開していただきたいと思います。
「原発問題」はかなり国との関係性、政治力、経済力の問題に摩り替えられてしまっているので、「子ども達の生命や市民の生命を第1優先に考える」ことがすり抜けてしまっていると思います。市長がどのような立場に立脚しておられるのか、明らかにしていただきたいと思います。
そして、森市長は「決して市民の生命をないがしろにする人ではない。市民の生命より経済界や国との政治関係を優先する人ではない」ことを立証していただきたいと思います。それでこそ「環境未来都市」を担う市長であると思います。未来の子ども達に使用済み核燃料の処理方法も決まっていない原発を残すのか、残さないのか、しっかりと腰をすえて真剣に考えていただきたいと切に希望するものです。
上記につき、2月中旬ごろまでに面談の上、文書での回答を求めます。ご回答よろしくお願いします。

※ 尚、既にご存知で失礼になるかとは思いましたが、地方自治体の長である方々の脱原発に関する発言を少し参考として添付しました。新聞記事のコピーですが、ご覧いただければ幸甚です。

以上
                               【問合せ・連絡先】
                             富山市・・・・・・・
                             TEL&FAX  ・・・・・・



毎日新聞の記事。
EPSON012.JPG


Ustreamで実況中継されました。下はその録画です。
http://www.ustream.tv/recorded/20163660


posted by ピースウォーク at 14:14 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月21日

瓦礫受け入れ反対アピール・申し入れ


1月19日(木)昼12時市役所前「瓦礫を受け入れないで!」行動を行いました。
幟、横断幕、ビラ配布と「瓦礫を持ち込まない横断幕」で署名活動を行いました。
市庁に出入りする人々、特に子連れのお母さんが次々と署名します。

メール、ツイッターで知り、一緒にビラ配布・署名版を持って下さるお母さん方で10数名に増えました。
市当局は緊張して敷地内活動を妨害します。しかし、全体の熱意に押されています。

1時間前の電話で「緊急申し入れ」を秘書課は受けると言いながら、全体の迫力に恐怖しました。
5階秘書課の前では、庁舎管理の管財課長等が警備員と共に「庁舎管理規則を盾に管財課」に対応を丸投げです。

「申し入れ」には、大人12人と子供5人が、5階の秘書課前に集まりました。
何とかして逃げたい市当局は4階一室で対応しました。
午後1時15分から「申し入れ文」を代表が読み上げ、全員が発言しました。

ところが市長に対し責任を持って渡すという重要な段階で突如として逆転して「上からの指示で受れない」と言います。
市幹部・部長クラスの動揺が見て取れる状態でした。
これでは「今日は帰れない!」の怒りの声がお母さんから出ます。
怒りは全体に渦巻きました。

上の指示も二転三転です。午後3時近くになりました。
ついに、市は私たちとの窓口を「市民生活相談課」として、
「申し入れ書への回答」と「市長面談の回答」を行うとして受け取りました。

#########

市役所内でのやりとりの様子の映像はありませんが、
外での活動は以下のユーストリームのサイトから見れます。
ご覧ください。

http://www.ustream.tv/recorded/19857333


汚染がれき受け入れ反対のインターネット署名は以下のサイトでやっています。
参加ください。

http://www.shomei.tv/project-1886.html
posted by ピースウォーク at 08:27 | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。